ほしでんブログ

 

【エナメル質形成不全症とは？どんな症状？】

 

皆さんは歯の病気に「エナメル質形成不全症」というものが

あるのをご存知ですか？あまり耳にしない病気であり、

自分には関係ないと思われるかもしれませんが、

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭ではご注意ください。

歯の発育を阻害する深刻な病気なので、できる限り予防することが望まれます。

今回はそんなエナメル質形成不全症についてわかりやすく解説します。

 

 

▼歯の色や形に異常が現れる病気

エナメル質形成不全症の歯は、形がいびつだったり、色が黄ばんでいたりするのが特徴です。

病名の通り、歯の最表面を覆うエナメル質が正常に形成されないことから、

形態異常や色調異常を引き起こすのです。その結果、審美障害や機能障害を伴います。

 

 

▼エナメル質形成不全症の原因は？

エナメル質形成不全症の主な原因は、乳歯の虫歯です。

乳歯が虫歯になっても何もせず放置することで重症化し、すぐ下に埋まっている永久歯に悪影響が及びます。

その他、エナメル質が形成される時期に歯の外傷や全身疾患による高熱などを経験することでも

この病気にかかる場合があります。

 

 

▼エナメル質形成不全症の治療方法

エナメル質形成不全症の歯は、セラミック治療などによって見た目や噛む機能を回復させることが可能です。

ケースによって有効となる治療法が異なるため、関心のある方はお気軽に当院までご相談ください。

 

 

▼まとめ

このように、エナメル質形成不全症は歯に深刻な異常を引き起こす病気なので、

主な原因となる乳歯の虫歯は予防、あるいは早期治療するよう心がけましょう。