【歯垢(プラーク)と歯石の違いとは?】
歯の表面に形成される汚れには、歯垢と歯石があります。
字面が似ているので混同されがちですが、両者は別のもので、
歯や歯茎に与える影響も異なります。
ここではそんな歯垢と歯石の違いをお伝えします。
▼歯垢は80%が水分で構成された汚れ
歯垢はプラークとも呼ばれ、歯の表面に容易に形成されます。
そのほとんどは水分で構成されているので、取り除くのも簡単です。
歯ブラシによるブラッシングで除去できます。
ちなみに、歯垢1mgの中には、約1億の細菌が生息しており、虫歯などの細菌感染症の原因となります。
▼歯石は歯垢が石灰化した汚れ
歯石は、その名の通り石のように硬い物質です。
歯垢とは異なり、歯ブラシによるブラッシングでは取り除けません。
スケーラーと呼ばれる専用の器具を使ってガリガリと削り落とすスケーリングでなければ
完全に除去できないのです。水分もほとんど含まれておらず、一度形成されると細菌の温床となります。
そんな歯石は歯周病の原因となりやすいです。
▼歯垢をためなければ歯石も形成されない
歯垢と歯石は別のものですが、歯垢を溜めこなければ歯石が形成されることもありません。
ですから、虫歯・歯周病の予防を徹底するのであれば、まずプラークフリーな状態を作ることが大切です。
歯科医院の定期検診でブラッシング指導を受け、正しい歯磨きの方法を身に付けて、
歯垢のたまらない衛生的な口内環境を築きましょう。
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