【歯の本数と生活習慣病の関係性】
歯の本数と、寿命に深い関係があることをご存知ですか?
お口の健康は、全身の健康と大きな関わりがあるのです。
〈生活習慣病とは〉
生活習慣病とは、食生活、運動、休息、喫煙習慣、飲酒習慣から
引き起こされる病気のことです。
心疾患、脳血管疾患や糖尿病、高血圧、がんなどが含まれます。
〈歯の本数は生活習慣病に影響する〉
永久歯は全部で28本、親知らずもあると32本あります。
20本以上あると硬いものも含め、だいたいのものは食べることができます。
しかし歯の本数が少なくなればなるほど食べられる食材や料理の種類が減っていきます。
そうすると栄養のバランスが偏るため、生活習慣病を引き起こしやすくなります。
〈歯周病と生活習慣病〉
歯周病とは、歯周病菌によって歯を支えている周りの骨が溶かされていき病気です。
放置していると、最終的には自然と抜けてしまいます。歯周病菌は心筋梗塞や脳梗塞と関連があります。
歯周病菌が血管を通して全身をめぐりますが、血管内で動脈硬化を起こすことがあります。
そのため、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があるのです。
〈歯周病と糖尿病〉
歯周病が進行していると、糖尿病の数値も悪化します。
歯周病菌は血糖値を下げてくれるインスリンの働きを阻害するからです。
逆に、お口のケアがしっかりとされて口腔内環境が改善されると、糖尿病も改善されることがわかっています。
〈歯の本数が少ないと認知症リスクが上がる〉
歯の本数が少ないと、脳に行く刺激も少なくなります。そのため認知症リスクが上がります。
歯がない部分を入れ歯などを入れることなくそのままにしている人は、
20本以上歯があったり入れ歯によって噛み合わせを回復している人と比べると、
最大で1.9倍認知症リスクが上がることがわかっています。
歯を失う原因の多くは、歯周病と虫歯です。
毎日のお口のケア、そして定期的な歯科検診によって、お口の健康、そして全身の健康を保ちましょう。
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